こんにちは、はちみつ不動産の柚木(ゆのき)です。
今回は「不動産を高く売るコツ」について。
相続した実家や、空き家や空き地となっている不動産で悩んでいる方も多いはず。
そんな方々、そしてゆくゆくは同じ悩みにぶつかるであろう多くの方々に読んでいただければと思います。
また、不動産を高く売るというよりも大事なのは「手残りを多くすること」です。
売買価格が同じ500万円でも、手残りが100万の場合と300万円の場合が出てきます。
どちらが良いかは一目瞭然ですよね。
手残りが大事、ということを念頭に以下を読んでいただければと思います。
コツは「家(建物)の状態が良いこと」
結論から言うと「家(建物)の状態が良いこと」です。
理由は「解体するとマイナス300万円程度かかる」からです。
例えば、土地値500万円で建物を300万円で解体し、諸費用を払うと100万円残るかどうかになってしまいます。
が、建物が使える状態であれば仮に建物価値が0としても解体せずに古家付き土地として土地値500万円で売却し、手残りは300万円はあるとすると、解体するしないで200万円以上の差になることになります。
もちろん、建物の状態がよければ多少築年数が経っていても建物価格をプラスで見てもらえる場合も。
エリアや建物の状態、価格帯によって違いはありますが、建物の状態が売買価格に影響する可能性が高いことをまずは頭に留めてもらえればと思います。
では、実際にどうすればいいかというと以下。
- 早く売る
- 空き家を管理する
の2つです。
方法1:早く売る
1については、それぞれの家庭にそれぞれの事情があるので強くは言えませんが、高く売るという一点においては早く手放すに越したことはありません。
家は人が住まなくなると急激に傷み始めます。
特に目に見えない部分の傷みは売買価格に大きく影響します。
例えば、シロアリ、雨漏りがやはり大事なところです。
どちらも目には見えず、相当に侵食が進んだところでやっと目視で確認できるという厄介さ。
また、単純に築年数が経つほど価格は落ちます。
築20年と築30年、買う側からしたらどちらがいいか、聞くまでもありませんよね。
できるならば人が住まなくなってから1年以内、遅くとも3年以内を目処に考えると良いと思います。
3年以内であれば売却時の税金を少なくできる税制優遇を受けられる可能性があります。
この仕事をしているともう少し早ければお客様にもっとお金が入ったのになと思うことがしばしばです。
方法2:空き家を管理する
さて、上記のシロアリや雨漏りなどの侵食を食い止めたり、早期に発見してダメージを抑えるためには「空き家管理」が重要になってきます。
具体的には月1回程度、風通しや水通し、掃除機がけ、目視による異常の確認、庭の手入れ、また台風や大雪後の見回りです。
風通しや掃除機がけ、庭の手入れはシロアリ対策に有効です。
シロアリは本来とても怖がりな性格で人の足音も嫌います。その白い身体は天然のタンパク源で外敵に常に狙われており、そのため床下でこっそりと木部を齧っているわけです。
家や床下に風が通るようにしたり、掃除機がけの音や振動で家の基礎に寄り付かないようにします。
仮に、シロアリに入られた場合は木材の入れ替えなどが必要となり、売主で補修もしくは売値を下げなければいけないことになります。
空き家管理についてさらに詳しくは別の記事を製作予定としています。
「はちみつ不動産」にできること
以上、不動産を高く売る、手残りを多くするために大事な「建物」について書いてきました。
みなさまからこんな声が聞こえてきそうです。
- うちの実家の建物の状態はどうなんだろう
- いくらで売れそうなんだろう
- 空き家管理が大事なのはわかったけど遠方だったり忙しくてできそうにない
ご安心ください。
すべてはちみつ不動産がご相談を承ります。
不動産は個別制が強いため、まずはお客様の不動産がどういったものかを調べることが重要です。
その後、売却を進めたり、ご自身で管理したり、難しい場合は当社で空き家管理を請け負うこともできます。
まずは、不動産について知るため、ぜひご相談ください。
相談や査定は「無料」ですのでどうぞお気軽にお声掛けください^^